Inシラサギデイサービスセンターのこと

高嶺の花子さん 〜感覚で掴む園芸療法〜

ある日、一人の利用者さんがポツンと言った言葉。

 

「手もかなわなくなって好きだった園芸が出来なくなった」と。

 

私達はその一言を逃さない!自信をつけてもらう為、感覚で掴む園芸療法をしてもらいました。

 

 

車椅子の方ですが、まず土に触れて手から園芸の感覚を思い出してもらいます。

ひざの上に植木鉢を置くと自分で土を入れ始めました。

自然に「まだまだ出来るなあ!」という言葉が出ます。「あー」「こうか」とつぶやきながら集中して作業が進みます。

 

 

散歩がてら自分で採取したお花を植えてもらいました。

職員が少し手伝いますが、自分の手で園芸をすることができました。

 

「できないこと」を「できること」に。「できること」は「ずっとできる」ように。

私達職員はその言葉をモットーに、利用者の皆さんの心の動きを見逃さず、心を動かす種を拾い、毎日の活動として花開かせています。

心が動けば体が動きます。

できなかったことができたことによって小さな感動がうまれます。

私達はその瞬間を大事にし、小さな感動を積み重ね「まだまだできる」という自信に繋げていきます。

 

「もう一度あれをやりたい!」「自信をつけたい!」と思う方は是非お越し下さい。

職員一同お待ちしています。

 

シラサギデイサービスセンター

介護職員 上之園

Inデイサービスセンターしらさぎおざやのこと

白鷺義塾大学社会科見学 〜人吉の産業を学ぶ〜

朝もだいぶ寒くなり布団からなかなか出られないですが、デイサービスセンターしらさぎおざやの皆さんは元気に活動中です!

 

白鷺義塾大学では社会科見学にあたり、事前アンケートを実施。

学生から要望や思いがたくさん届きましたが、なかでも多かったのが「車は飽きた、列車に乗りたい!!」との声。

早速列車を調べていると、1人の学生が「昨日真っ赤な列車が通ったよ!」と教えてくれました。

真っ赤な列車?

線路の位置や時間から調べてみると『いさぶろう・しんぺい号』という人吉までの観光列車がありました。

これに決定です‼

 

 

列車が決まると駅に行き早速チケットを購入。

金銭の受け渡しはデイの施設内通貨で特訓済み、慣れた手つきでチケットを購入。

 

 

改札を通るのもお手のもの。

「昔は切符を切ってたけど、今はスタンプか」

 

(画像はJR九州ホームページいさぶろう・しんぺいより転載)

 

これが『いさぶろう・しんぺい号』、肥薩線で熊本から鹿児島県吉松までを結ぶJR九州の観光列車です。

 

 

新八代から人吉まで約一時間の旅です‼

列車の旅といえば、お茶とみかん。

 

 

列車の中では「昔は良く列車に乗ったねー」と思い出話に花が咲きます。

大きな車窓から日本三大車窓の眺めを堪能。

 

 

人吉駅からは、車を使っての移動。

まず向かったのは人吉市「釜田醸造所」さんの味噌醤油工場です。

 

「天然もろみ」を人吉地方で唯一醸造し、球磨川の清澄な水で本物の醤油味噌を作っている蔵です。日頃から使う味噌醤油とあって、特に女学生の皆さんが真剣にお話を聞いています。

 

 

次に向かったのは、人吉といえば焼酎工場ですよね(笑)

熊本が誇る球磨焼酎「白岳酒造」さんを訪問。

丁寧な説明を受けながら、焼酎蔵を見学。いい香りです。

見学を終えると一目散に試飲コーナーへ移動!

 

 

梅やポンカンを使ったリキュールなど、女性が好きそうな焼酎がたくさん並んでいました。

普段焼酎を飲まない方も沢山試飲し、自分の好きな味を見つけてお土産購入。両手に大きな紙袋を抱えて帰路につきました。

 

今回の観光列車を使った社会科見学は、旅の企画から列車の予約購入に至るまで利用者の皆さんが参加実行しました。旅行は計画や予約をする前準備の段階が一番楽しいものです。そのドキドキ感を利用者の皆さんと一緒に体験することができました。

 

また、社会科見学として「どこで何を見るべきか」目的をはっきりさせるために、事前に皆さんと一緒に「旅のしおり」を作りました。社会科見学後は「旅のしおり」と現地で集めたパンフレットを使い、人吉地方の産業や地理についての講義を実施。学生達は見たもの聞いたものを自分のものにし、新たな知識を得ています。ただの外出行事で終わらせない工夫です。

 

デイサービスセンターしらさぎおざやは学校形式のプログラム「白鷺義塾大学」で、学生達の探究心を引き出し、新たな知識と発見を獲得しています!

 

 

デイサービスセンターしらさぎおざや

介護職員 指本裕士

Inシラサギデイサービスセンターのこと

ぶら散歩 in 妙見祭

11月23日は熊本県八代市では九州三大祭かつ国指定重要無形民族文化財かつユネスコ無形文化遺産に登録された「八代妙見祭」が開催されました。愛すべき郷土のお祭りです。

 

寒さにも負けず妙見祭をぶら散歩。

 

 

人もいっぱい、屋台もいっぱい。

みなさんどこへ行こうか、何を見ようかとウキウキ!!

 

 

子供の頃から親しんだ地元のお祭りにテンションMAX!

 

 

毎年、妙見祭の前には飾馬が奉納されます。

恐いくらい大きな迫力ある馬を目の前にしても「昔は馬を扱っとったけんね〜」とみなさん余裕の表情。

 

 

馬の鼻先をペタペタ。

飾馬が来ると、八代市は一気にお祭りムード。家やお店の軒先には祭りを祝う提灯が飾られます。

 

 

弊社玄関にも提灯を飾りました。

こちらの美しい提灯立て、なんとゴールド人財センター所属 大工の匠S氏の手作りです。

ちなみに依頼主は株式会社シラサギ社長(笑

 

 

大工の匠S氏はかなりのこだわり派。材料は自ら店に足を運び選びます。もちろん自前の工具を持参。

作業姿、カッコいいですね〜。

作業途中にお昼ごはんの声をかけると「中途半端じゃメシも美味くなか!」と怒鳴られるので要注意。

ご飯も後回しで黙々と作業に集中。

 

 

屋根は白木の色を残し、柱は塗装。これもS氏のこだわりです。

シンプルでカッコよく仕上がりました!!!!

同サイズでの提灯立て、有料ですがお安く発注承ります。オーダーはシラサギデイサービスのゴールド人財センターまで!

 

その他、ゴールド人財センターでは壊れた物を修理する「修繕屋」もやっています。

地域の方の持ち込みもOKです。

壊れたおもちゃ、家電、パンク修理などお気軽にご連絡ください!お待ちしています。

 

これからもデイサービスを利用する皆さんが地域とつながり、地域で活躍できる場をつくります。

そして最高のデイサービスを目指します!!!!

 

シラサギデイサービスセンター

介護職員 内田美沙稀

 

八代妙見祭の紹介動画です。いっぺん見に来なっせ!

 

Inデイサービスセンターしらさぎおざやのこと

白鷺義塾大学修学旅行 〜世界文化遺産を学ぶ〜

 

白鷺義塾大学では、学生から要望があった一泊かけての修学旅行を実行!

平均年齢80歳の修学旅行をレポートします。

 

旅先は学生達がホームルームの場で納得いくまで話し合った結果、宇城市三角町と上天草市大矢野町への旅となりました。

修学旅行の目的も事前に打ち合わせ、「娯楽目的ではなく、しっかりと現地の歴史や産業を学び、自分のことは自分でやるべし」をテーマに旅を企画。

日頃デイサービスで培った生活力を社会の場で発揮できるかどうか実地訓練です。

 

 

さあ、白鷺義塾大学修学旅行のスタートです。

 

 

 

今回の修学旅行にあたってまず、旅のしおりを作成。

 

 

 

しおりには旅の目的や旅先の資料を掲載しています。

修学旅行前には旅のしおりをつかった事前講義を実施。三角と天草の歴史と産業など予習もバッチリです。

 

 

まず最初の目的地は宇城市三角町にある三角西港。

昨年7月「明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼・造船・石炭産業」の構成資産として世界文化遺産に登録されました。

 

 

明治20年に開港した三角西港は、「明治三大築港」と呼ばれ、国内の貿易拠点として賑わいました。

水路や建造物等は築港後1世紀の歴史を持ち、今なお当時の面影を完璧に現存しているのは三角西港だけだそうです。

素敵な洋館が多くあり、学生たちの眼と心を虜にします。

 

 

ここで三角西港観光ガイドさんの登場。

学生達もガイドさんの話に真剣に耳を傾け学びます。

学生からも「あの白い倉庫は何の倉庫?」「戦争時代は被害を受けなかったのか?」など事前講義で決めていた質問内容をしっかりと発表。ガイドさんも学生の熱心な質問の数々に大変感心されていました。

 

記念に1枚!

 

三角西港は講義で勉強してきたことをしっかりと活かしつつ、新たな情報も得ることができました。実際に世界文化遺産を訪ね、目で見て肌で感じ、充実した学びの場となりました。


三角西港の余韻が残る中、続いての旅先は宿泊地である上天草市、大矢野町へ。

移動中の車内は夕ご飯の話で盛り上がる中、内海を眺めると、なんと、八代地方がすぐそこに!

 

 

その風景に気付いた学生たちの言葉。

「橋ば架ければ、はよ着くて・・・」

ごもっともな意見です。

 

 

車中の盛り上がりも最高潮のなか、宿泊先の上天草市大矢野町「亀屋ホテル華椿」さんに到着。

 

 

到着早々学生たちは疲れも見せず、自分達の部屋へズンズン移動開始。

日頃から様々な生活リハビリに取り組んでいる健脚揃いのご婦人方。余裕で移動できます。

荷物を持とうとする仲居さんにも「自分で持つけん、よかバイ」。仲居さん大助かり。

 

 

到着後、自分の荷物を整え、学生たちはリラックス。

「疲れたなー、でも景色のよかねー」 

大きな窓から天草のパノラマビューが楽しめるベッドルームです。

 

 

「今から温泉入り行こうやー、そして飯食べるばい!」

級長の一言で入浴場へ。衣装も浴衣に!

自分できることは自分で。できないところは助け合いながら。互助の精神で楽しむ天草パール温泉タイム。

貸し切り風呂として楽しめる高齢者にやさしいバリアフリーの温泉もあります。

 

 

そして、待ちに待った夕食!!

 

 

10種以上の会席料理。どれもこれも地元天草産の食材ばかり。

お刺身は新鮮そのものです。

 

 

天草といえば車エビ!

さあ、宴の開始です!!

 

 

と思いきや、、、

食う

 

 

食う

 

 

食う

 

 

「腹が減っては旅行はできぬ」

終始、宴というより大喰い選手権に近い雰囲気でしたがこれも思い出として良し!

 

 

食事後は歯磨き、寝る準備、明日の予習。

お約束のまくら投げの提案しましたが

「しまっしぇん!!」

 

 

翌朝、7時起床予定でしたが学生達はその前に起床。自ら布団の片付けを実行。

大学での生活訓練の成果がここでも発揮されました。

 

 

朝食はお得意のバイキング方式。大学の学食もバイキングですので問題なし。

自分の食べたいものを選び、一般のお客さんと一緒に並び、食器に盛りつけます。もちろん後片付けまで。

 

お世話になった亀屋ホテル華椿を9時に出発。

天草五橋の残り2、3、4、5号橋を制覇しに松島町へ!

特に5号橋からの眺めは最高で、皆さん口を揃えて「絶景ばい」と景色を眺めていました。

 

 

最終目的地は大矢野町の藍のあまくさ村。

 

 

数多くあるお土産品を見て回り、しっかり選び、購入します。

お土産購入時も、大学で施設内通貨シーラ券を使用していることによりスムーズに支払いができます。

 

 

無事に当大学に到着し、旅の感想をしおりの最終頁に記入。色々な感想、想いが寄せられました。

友達との助け合いで旅を楽しく過ごせたようです。

 

 

今回の旅では、段差があったりトイレまで階段があったりと、バリアフリーではない観光施設もたくさん訪問しました。デイサービスなどの高齢者施設はバリアフリーが当たり前ですが、そうでない場所も社会にはたくさんあります。

その中でどうやって楽しく旅ができるのか、楽しく旅をするためには自身がどこを鍛えていかなければならないのか、学生達はこの旅をとおして身をもって体験し改めて考えました。

 

バリア有りの社会の中で活きる生活機能を、バリアフリーのデイサービスでどのように訓練したらいいか。私自身も考えさせられる2日間でした。

暮らしの中でできていることを、そのままデイサービスでもやり続ける。暮らしの中で必須な動きをピンポイントでデイサービスの訓練に取り込むことが、毎日の生活ですぐに役立つ力を養うと感じました。

そして、職員が手伝いすぎない。職員は、利用者同士のつながり、互いに助ける関係をサポートする黒子に徹することです。

 

今回の旅ではバリアフリーがあろうがなかろうが関係なく楽しく全生徒が旅を楽しむことができました。

その大きな要因は、友達同士のお世話があったからです。学校形式の中で育んだ学生同士のコミュニティの力です。

持っている知識の再構築、新しい知識の獲得、人とのつながり、無限の力を秘めた白鷺義塾大学を今後も追求していきます。

 

 

歳だからといって旅行を諦めていませんか?自信を失っていませんか?

諦めたり失ったりする気持ちを脱却してみませんか!

 

一緒に様々な問題を解決し、なりたい自分になりましょう。やりたい暮らしを実現しましょう。心からサポートします。

来年の修学旅行を共に楽しみましょう!

 

 

デイサービスセンターしらさぎおざや

生活相談員 村崎

Inシラサギデイサービスセンターのこと

JAシラサギ婦人部

今年も残すところ1ヶ月半。

気候も寒かったり暑かったり変化していますが、そんな気候にも負けずJAシラサギ婦人部は今日も元気に活動しています。

 

今日はチューリップの球根を植えつけ!!

 

チューリップの花言葉・・・思いやり

 

 

最初に畑を耕します。

マイ長靴を履いて、クワで土を掘り起こしていきます。

 

 

30個近くのチューリップの球根を2人で植えます。

花が咲いたときをイメージして

「もうちょい、右かな?」「もうちょい、手前」

2人でバランスを取りながら球根を配置。

 

 

球根の位置が決まったら植えの作業。

「チューリップは球根が完全に隠れないと茎が十分に育たんけんね!」とJAシラサギ婦人部長。

 

「水はけが悪いと球根がすぐに腐る」

「チューリップは高温に弱く、なるべく涼しい所で育てるのがお勧め」とも言われていました。

 

春になったら色とりどりのチューリップが咲きシラサギデイサービスセンターが鮮やかになるといいな、と婦人部のお手伝いをしながら思いました。

チューリップをやさしく植える皆さんを見ていたら、チューリップの花言葉「思いやり」を思い出しました。花言葉のように思いやりのある職員になりたいと感じた1日でした。

 

シラサギデイサービスセンター

介護職員 東香澄